「まほろ駅前多田便利軒」三浦 しをん (2009-01-24)

あんまり好みの文体じゃなかった。読んでてスッキリしない感じ。話の内容もピンとこない。続刊は買わない。

「バスジャック」三崎亜記 (2009-01-24)

ノンジャンルの短編集。ただ最後の短編だけは正直駄作だった。あんな形で受け入れようとするのはあんまりだ。

「『アリス・ミラー城』殺人事件」北山猛邦 (2009-01-13)

アンフェアな気がしなくもない。パラパラ読み返すと確かに巧妙に隠蔽されている、ようには見える。でもやっぱり各々の心理描写がちょっとアンフェアだと思う。登場人物は絶対何かしら思うところはあるはずなのに。とかいうと完全にネタバレになってしまうけど。次は買わない。

「裁判長!これで執行猶予は甘くないすか」北尾トロ (2009-01-13)

前巻も良かったけどこれも中々良かった。これ読むとすごく傍聴しに行きたくなるけど、実際行ったら行ったで退屈な時間を過ごしそう。頭の中で妄想だけで映画が一本撮れるくらいにはならないときっと面白くないんだろうなあ。

「マドンナ」奥田英朗 (2008-12-31)

これも短編集。前に「小説はほろ苦いラストこそ至高なのだ」みたいな事を読んだか聞いたかした事があるけど、ストーリーが全部そんな感じ。でもハッピーエンドっぽい。大好物でした。

「たけまる文庫 謎の巻」我孫子 武丸 (2008-12-31)

ホラー短編集。この人の名前を見ると毎回「かまいたちの夜」を思い浮かべてしまうのはしょうがない。面白かったので怪の巻の方も見つけたら買う。

「ママの狙撃銃」荻原浩 (2008-12-13)

北方謙三と二流アメリカ映画と日本のホームドラマを足して3.5で割った感じ。いや、でも結構面白かった。オチが中盤から分かっちゃってちょいと残念だったけれども。

「東京奇譚集」村上 春樹 (2008-12-13)

よくわからなかった。

「スクールアタック・シンドローム」舞城王太郎 (2008-11-30)

稚拙な文章だったり(例:山田文学)ぶっトびすぎた文章だったり(例はグロすぎて上げられない)するとどんなに惨たらしい記述があっても想像力が喚起されずに「ふーん」で済むんだけど、これは一見ダメかと思ったらむちゃくちゃグロかった。よく書けてんなー。でも次の本を買うにはちょっと勇気が出ない。

「ウィークエンド・シャッフル」筒井康隆 (2008-11-30)

こういったブラックジョーク的な短編は大好物。佇むひとって前にどっかで読んだ気がするんだけど、何の本だったっけ……。

「エディプスの恋人」筒井康隆 (2008-11-30)

結局下ネタかよ!

「七瀬ふたたび」筒井康隆 (2008-11-18)

一転ただの超能力モノになってるし急にホステスしだしてるしびっくりした。結末もさして救いが無いし超能力者殺人集団もよくわからんし。でも3部作のうち2作まで読んだら3作目も買わざるをえない。

「家族八景」筒井康隆 (2008-11-18)

ドラマやってるらしい。親が昔読んだらしく、勧められたので購入してみた。個人的には可もなく不可もなく、といった感じ。ただ傍観してるだけかと思いきや、実は悪女だったってのはブラックで良かった。

「46番目の密室」有栖川有栖 (2008-11-18)

前に読んだこの人のシリーズはあんまり面白くなかった、というか文章がちょっと好みじゃなかったのでそれ以来買ってなかったけど、館シリーズの巻末の解説読んでもう一回くらい読んでみるかと思って購入したらやっぱり文章が好みじゃなかった。けしてつまらないわけじゃないけど、もう買わない。

「時計館の殺人」綾辻行人 (2008-11-18)

これは凄かった!文章量が多くてちょっと買うのためらってたけど十角館より面白かった。館に仕掛けがあると踏まえて読んでも、仕掛けが分かった時の感動がもうほんとに。もっとはやく館シリーズ読んでおけば良かった。

「迷路館の殺人」綾辻行人 (2008-11-18)

人形館よりこっちのが先だっけ。まあいいや。迷路館も「小説の中に小説が入ってる」スタイルだから、多分叙述トリックなんだろうなあと思って読んでたけど、全然分からなかった。まあ、割と。

「人形館の殺人」綾辻行人 (2008-11-18)

これはあんま面白くなかったなあ。最初っから大体アレなんだろうなあと思ってやっぱりラストがアレ。最後ちょっと苦しいし。本格モノでは無かった気がする。

「水車館の殺人 新装改訂版」綾辻行人 (2008-11-18)

前作と一緒で、「館に趣向がある」のを前提に犯人探しするシリーズなのかと思ったら、間違っちゃいないようで大間違いだった。ちょっとアンフェアじゃないのと思い読み返すとさしてアンフェアじゃなかったり。すげえ。

「十角館の殺人 新装改訂版」綾辻行人 (2008-11-18)

前に読んだ二階堂黎人のメタ推理小説がマジでこれっぽっちも面白くなくて何故かこの人の本も敬遠してたんだけど、お勧めされたから読んでみたら中々良かった。

「亡命者 ザ・ジョーカー」大沢在昌 (2008-11-18)

前作が好きなら買って損しないレベル。短編だからさくさく読めるし。長編そのうち出ないかなあ。

「ザ・ジョーカー」大沢在昌 (2008-11-18)

いつものハードボイルドって感じではなかった。思いっきりハードボイルドしてるんだけど。でも、由来が7ならべのジョーカーってのがクスリときた。7ならべ限定のジョーカーって。

「アルキメデスは手を汚さない」小峰元 (2008-11-18)

時代を感じるなあ、と。ただただそう思った。

「流星の絆」東野圭吾 (2008-10-25)

なんだよー!俺東野圭吾信者だけど東野圭吾ならもうちょっといいの書けると思うしこんなん最高峰でもなんでもないよ!

多分登場人物が勝手に動き出して書いてたからたいして感動のない結末になったんだろうなこれ。東野圭吾が書いていればなあ。もったいない。

「県庁の星」桂望実 (2008-10-15)

やばい結構おもしろい!映画見ればよかった。映画のがおもしろそう。見てないけど。

「魔王」伊坂幸太郎 (2008-10-15)

サンデーで連載中のがやたら超能力者バトルものっぽい感じだったからそんな話なのかなと思ったら全然違った。もっとひたすらちっぽけ、ひたすら小規模な話だった。でも、自分も何かできるんじゃないかとか、そーゆーことを思わせてくれるような話。よいよよいよ。

「砂漠」伊坂幸太郎 (2008-10-15)

超能力とか超長期間連続暴漢魔とか色々とありえない設定があるけどちゃんと青春小説してる。最後の最後にちょっと仕掛けがあったり。なんてことは、まるでない?

「空中ブランコ」奥田英朗 (2008-07-22)

文句無しに面白かった!

「イン・ザ・プール」奥田英朗 (2008-07-14)

ハッピーエンドじゃないんだけど割かしハッピーな終わり方、な短編集。結構面白かったので、勢いで続刊も購入した。これが面白かったら、サウスバウンドとかその辺も買うかもしれない。

「プロジェクトX 挑戦者たち3」NHKプロジェクトX制作班 (2008-06-28)

やっぱりプロジェクトXって、裏方にスポットライトを当てるっていうテーマが素晴らしいね。色々とやる気を奮い起こさせてくれる。映像よりも文章の方が自分のペースで話を追っていけるからいいな。

「神様のパズル」機本伸司 (2008-06-28)

SF小説かと思ったら田畑を耕してたり仄かなラブコメっぽいことやってたり青春物語だったりする、でもやっぱりSF小説。読み終わってからもやっぱりヒロインの設定は無茶だったんじゃないかと思う。Amazonなら☆3くらい。

「黒い家」貴志祐介 (2008-06-28)

そこら辺の幽霊だとか呪いだとか、そういったオカルト的な要素が全く含まれていないのに、ただひたすらにホラー小説だった。ディテールが細かくて面白い。オススメ。

「六番目の小夜子」恩田陸 (2008-06-08)

雰囲気は良かった。恩田陸って女性だったのね・・・。ずっと男性だと思ってた。

「卒業」重松清 (2008-06-04)

「あおげば尊し」で泣いた。

「やがて消えゆく我が身なら」池田清彦 (2008-06-04)

2ちゃんに毒されててややネット右翼気味な思想持ってたので、イラク3馬鹿の自己責任論への反論は頷かされつつも「理論武装は全く出来ないけど、やっぱ3馬鹿はイラクに行くべきじゃなかったんでねーの」と未だに思っている。2ちゃんは怖い所だ。それにしても未だにつまらないエッセイに当たった事ないな。

「デカルトの密室」瀬名秀明 (2008-06-04)

どことなく八月の博物館チックなイメージが中盤あたりから漂ってきたけど全然違った。謎解きの答えが壮大すぎる。SF小説かと思ったらどちらかというと哲学小説っぽい感じだった。面白かった。

「男の隠れ家を持ってみた」北尾トロ (2008-05-30)

未だに実家出れないので一人暮らしにあこがれてるんだけど、実際一人暮らし始めたらこんなんなるんだろうなあと思った。でも一人暮らししたい。

「マジックミラー」有栖川有栖 (2008-05-30)

だいぶ前に読んだこの人の作品はあんま面白くなかったんだけど、これは面白かったな。平積みされてただけある。

「さまよう刃」東野圭吾 (2008-05-27)

結末にもうちょっと救いが欲しかったなあ。

「METAL GEAR SOLID」レイモンド・ベンソン (2008-05-27)

ゲテモノかと思ったらそこまで酷くは無かった。しっかり原作をなぞっているから、ゲームのノベライズとしては上々ではないかと思う。まあライトノベル。

「流星ワゴン」重松清 (2008-05-27)

後悔する前に行動しろ、ってメッセージはわかるんだけど、それが出来ないのが臆病者なんだよね……。自覚はしてるけど、やっぱり行動に移せない。がんばる。

「クライマーズ・ハイ」横山秀夫 (2008-05-27)

元ブンヤなだけあって、すごく描写がリアルだと感じた。ほろっとくる話。

「送り火」重松清 (2008-05-27)

ほのぼの家族ストーリーみたいな事書いてあったのにちょっとダークな話がいきなり続いてびっくりした。この人絶対神奈川に住んでたことあるはず。

「日曜日の夕刊」重松清 (2008-05-18)

色々頑張る気になれる小説だった。そうでもなかったかも。

「ナイフ」重松清 (2008-05-18)

容赦なく子供のいじめを書いた短編の後に「ビタースウィート・ホーム」が来る。反則。電車の中で読むのを止められなくて登校中もずっと読んでしまった。大ヒット。

「エイジ」重松清 (2008-05-15)

すごく面白い。中二病、というか中二にありがちな考えをよく書けてる。今年で二十歳になるってのに色々共感する部分があったから、これは当時読んだら色々と意識が変わってたのかもしれない。作家買いリストに追加。

「ブルータワー」石田衣良 (2008-05-13)

設定は陳腐、話も陳腐、結末も陳腐。C級SF本。話は軽いから最後まですらすら読めたけど、人におすすめはできないなあ。IWGPシリーズは面白いのに・・・。

「震度0」横山秀夫 (2008-05-13)

うーん。

「太陽の塔」森見登美彦 (2008-04-23)

最初の数ページで気持ち悪い文章だなあと思って、いつの間にか読み終わっていた。面白いんだかつまんないんだかサッパリ分からんけど、特に胸に残るものは無かったので「うすっぺらかった」んだと思う。400円だし。

「黒笑小説」東野圭吾 (2008-04-23)

この人の内輪ネタっぽい話は内輪ネタなのに毎回面白い。名探偵の掟シリーズとか。

「ゴールデンスランバー」井坂幸太郎 (2008-04-23)

文庫化が待ちきれなくてどうしても読みたくて、単行本で買ってしまった。1600円だした価値はあったと思う。この人の伏線の張り方と回収の仕方は本当に大好き。ラッシュライフの時も思ったけど、最後にどばーっと持ってくのは凄いよねほんと。

「無所属の時間を生きる」城山三郎 (2008-04-18)

読むとものすごく旅に出たくなるエッセイ。どっか行ってきます。

「タックス・シェルター」幸田真音 (2008-04-17)

こういったパターンの話はもう幾度も読んだ事あって、大体破滅的な結末になるんだろうなあと分かっていても最後にはどこかで救いがあるのではないかと思ってページをめくっていた。脱税の方法はいつもならさくっと読み飛ばすような部分だけど、相当分かりやすく書いてあって気が付いたら普通に読んでた。なかなか。

「プロジェクトX 挑戦者たち2」NHKプロジェクトX制作班 (2008-04-17)

はやく全部文庫化してくれーーーー!!!!

「プロジェクトX 挑戦者たち1」NHKプロジェクトX制作班 (2008-04-14)

映像よりも活字の方がなんかぐっと来た。ものすごく涙腺弱くなってる自分にびっくり。読み終わって即2も購入した。

「ニッポン泥棒」大沢在昌 (2008-04-12)

思想のおしつけが酷かったけど、それを入れても話は面白かった。久々に本読んで徹夜した。

「さいえんす?」東野圭吾 (2008-04-11)

これからも本屋で本買おうと思います。

「ラストソング」野沢尚 (2008-04-08)

描写がいちいち痛々しくてページをめくるのが辛かったけど(悪い意味でなく、いい意味で)、読んだ後の胸に残ったもやもやが色々勇気を与えてくれたのでこの本には感謝している。映画のノベライズ化らしいけど、これ映画で見たらほんとにもう見てられないんだろうなあ(もちろん悪い意味でなく)。

「ショート・ショートの広場 (20)」阿刀田 高・編 (2008-04-08)

毎回ショート・ショートの広場を読む度に「もしかしてショート・ショートくらいなら俺でも書けるんじゃないか?」と思って色々ネタ捻ってみても何も出てこない。しかし、アマチュアオンリーの本なはずなのに毎回面白い話が相当数あるのってなかなか凄いと思う。こりゃアマチュアにすらなれないわけだ。

「死神の精度」伊坂幸太郎 (2008-04-05)

たまんねー。

「もっともやさしいゲーム理論」嶋津祐一 (2008-01-11)

読んでちょっと頭が良くなった気がした。

「フェルマーの最終定理」サイモン・シン (2007-11-30)

話の組み立て方がやたらうまかった。数学が分からない人でもどれほど難解な証明をどのように行ったのか分かるようにさらりと解説してのけるのも凄かった。即買い作家が一人増えた。

「回廊亭殺人事件」東野圭吾 (2007-11-30)

いやバレるだろ。

「幻の翼」逢坂剛 (2007-11-30)

百舌シリーズ。この後のシリーズのあとがきをうっかり先に読んでしまいこのあとは残念なストーリーになるみたいなのでここで打ち止め。大体百舌の想像はついたけど、結末はびっくり。なんという伏線。

「百舌の叫ぶ夜」逢坂剛 (2007-11-30)

「名探偵の掟」を思い出すトリックだなあと思った。ドラマ化不可能だよね。だいぶネタバレ。

「裏切りの日日」逢坂剛 (2007-11-30)

あまりに読む本がなかったので手を出してないシリーズに手を出してみたら中々面白かった。シリーズものはほんとに次読む本を即決められるから助かる。

「真相」横山秀夫 (2007-11-26)

ちょっと鬱になれるお話ばかり。おもすれー。

「第三の時効」横山秀夫 (2007-11-21)

警察小説おもすれー。

「超人計画」滝本竜彦 (2007-11-20)

自分も小説が書けそうな気がしてきた。気がしてきた。だけ。

「花散る頃の殺人」乃南アサ (2007-11-20)

シリーズものってのは当たりがくると次買う本に困らないのがいいね。ということで凍える牙→花散る頃の殺人の流れは鉄壁。オススメ。この人、殺人の描写がぐろいけどつまりそれは表現力があるということであって、それ以外のシーンはぐっど。

「凍える牙」乃南アサ (2007-11-18)

ほほう。

「メリーゴーランド」荻原浩 (2007-11-17)

こーゆーお話はもう大好き。ダイスをころがせ!とかシリウスの道とか読み直すくらい好きだったので、これもそのうち読み返してしまうかもしれない。相当地味な設定でここまで話を膨らませるのは凄い。そういえばこーゆー話って結末がほっとんど一緒のパターンだけれど、何かもうお約束みたいなものがあるのだろうか。フェイクとか奪取とかもそうだったし。

「決断―警察小説競作」新潮社編 (2007-11-16)

鼓動が中々面白かったのでこっちも購入。「逸脱」が一番面白かったかなという感じ。いいラストだった。「暗箱」は正直そこまで引き込まれなかった。半落ちは感動したんだけどなあ。

「コールドゲーム」荻原浩 (2007-11-16)

結構後味の悪い話だった。最後はハッピーエンドでも何でもない気がした。まあ、道中の不気味な疾走感は中々良かったけれども。

「私が彼を殺した」東野圭吾 (2007-11-15)

とりあえず付録読んだら犯人分かった。ネットで調べても大体同じような推理だった。「どちらかが彼女を殺した」は当時付録読んで本読み直して流れを整理してもサッパリだったので、自分で解けたのは中々心地良かった。付録読んだら誰でも分かりそうではあるが。

「鼓動―警察小説競作」新潮社編 (2007-11-13)

大沢有昌スゲエ!あの短さなのに一番印象に残ってる!しかし新宿鮫シリーズは大学の生協に売ってなくて残念である。次点で乃南アサ。この人の小説を明日買うしかない。

「夏と花火と私の死体」乙一 (2007-11-13)

なんか気持ち悪い、しっくりこない文体だった。あんま読み返したくない類のもの。話はすらすら読めたけども。ZOOとか面白かったんだけどなあ。

「硝子のハンマー」貴志祐介 (2007-11-09)

普通に面白くて読み応えがあった。普段なら1限終了→昼飯→3限前にだいたい1冊読めるのだが、これは3限終わってようやく読み終えるくらい長かった。別に3限をサボった訳ではない。

「殺人現場は雲の上」東野圭吾 (2007-11-08)

とりあえず無関係の人が死んでるのにその台詞はねーだろーよ、っていう短編が一つあった。超ネタバレ。

「適当教典」高田純次 (2007-11-07)

ちまたで話題のアイドルマスターの原案が高田純次先生によって生み出されたものだということが分かっただけでも良い買い物をしたと思った。

「怪しいお仕事!」北尾トロ (2007-11-05)

普段生活してる上で全く関わりそうにない世界の話を読むのは中々楽しくて、つい1ページ1ページじっくり追ってしまった。テレビでも2ちゃんでも紹介されない裏業界のほんの一部しか載ってなかったけど、ものすごく幅が広くて、もしかしたら自分もそのうち裏業界とやらに関わるのかもしれない。こわいこわい。

「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎 (2007-11-02)

「陽気なギャングが地球を回す」の続編。相変わらずおしゃれ。ただ、前作よりかテンポが悪かったような気がする。短編*4のせいかもしれない。いや、でも面白かったよ。

「謎001」東野圭吾編 (2007-11-01)

謎002を既に読んでいたので、書店で001を見つけ反射的に購入した。とりあえず松本清張の本を買ってみようかな、と思った。ちなみに東野氏は個人的に大好きで、生涯で唯一文庫化を待てずに単行本(容疑者Xの献身)を購入してしまった作家である。全くこの本とは関係ないけど。

「重力ピエロ」伊坂幸太郎 (2007-10-31)

伏線が鮮やかに回収される小説ってのはやっぱり読んでいて気持ちいい。結構酷いストーリーなのに(ストーリーがヘタクソ、とかいう意味じゃなくて)。それとかっこいい。

「富豪刑事」筒井康隆 (2007-10-31)

ドラマ見れば良かった……。これは実写で見てみたい。

「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎 (2007-10-31)

ものすごくお洒落な物語だった。IWGPを読んだときくらいの衝撃。ひたすらお洒落。

「小生物語」乙一 (2007-10-30)

Web日記に「個人的なメモ用なので見ても面白くありません」って書いてあるのを見かけると、じゃあ公開すんなよと憤ったりするわけで、小生物語のはじめの方にもそんな感じの事が書いてあってイラっときたんだけど中身はフィクションだらけでいちいち書いてることが面白くてむかついた。

124-125pクラスの文章をさらっとかけるような人になりたい。

「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎 (2007-10-30)

ずるい。やり口がずるい。でも面白い。

「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎 (2007-10-29)

良く分からない人物とへんてこな出来事全てに意味をがあって、最後にばばーっと真相が明らかになって思わず声をあげそうになった。スゲエ!ラッシュライフとかチルドレンとか先に読んでる場合じゃなかった!そこらへんも面白いけど。