20180731

公開日
2018-07-31 18:33:57
更新日
2018-08-01 00:40:49

何をやるかより何をやらなくてもいいかを理解するのがスマートに仕事するのに必要なスキルで、やらなくてもいいことに対して本来かけなくてもいい時間をたっぷり使った仕事の仕方をしているとひたすら遠回りすることになるんじゃないかというお話を酒の席でだらだら喋っていた。よくよく考えたらこれ、ただの逆算思考の言い換えだった。ゴールが見えてるからそれに応じたタスクが割り振られて、それをこなせばゴールに辿り着くって分かってるから余計な事に時間を使わないで済むというだけ。研修でこういうのやるんじゃないか?

逆算思考ついで。自分はスケジュールの見積もりが立たないなって思ったらまず自分の立ち位置がどこにあるかというのを把握するようにしているが、これも考えてみれば当然のことだった。スタート地点とゴール地点があって初めてタスクに落とし込めるのに、スタート地点が分かってなかったらそもそも逆算出来るわけがなく、そうなるとゴールが見えないまま闇雲にタスクを積み上げていくしかない。ただし、タスクを積み上げていけばいつか必ずゴールに辿り着く、なんていうのはただの幻想だ。

ゴールが見えている状態と見えていない状態で違うのが「決断のスピード」で、逆算で考えると決断するための材料がタスクの振り方からある程度揃っているが、積み上げで考えると決断に必要な材料がそもそもどれだけ必要でどれだけ集めれば分からないというところから始まり無限に材料探しに時間を費やす結果手遅れになるまで決断が先延ばしになる。

なんてことをだらだら書きながら自分が今直面しているのは自分の立ち位置がどこか未だにあやふやなプロジェクトである。積み上げたくねぇー。